水垢(みずあか)

水垢(みずあか)とは?


水が原因でクルマのボディに残る垢のこと。汚れを含んだ水など水以外の有機物が含まれた状態で発生しやすい。雨水、水道水のカルキ、泥水などがボディに残ったまま水分が蒸発すことで汚れが残る。

水垢の落とし方


水、洗剤、研磨など水垢の種類によってアプローチがことなる。水垢が落ちないからといってむやみやたらに擦るとキズが残りやすいので注意が必要。水垢の種類を見極め適切な処置を行う。

水垢防止にコーティングは有効か?


コーティングの品質や特性が各種異なるため一概に言及はできない。防汚性能が高いコーティング剤であれば有効と言える。とは言え、まったく汚れがつかないというわけではないため定期的な洗車は必要である。

また多くのコーティング剤は、艶出しのためのシリコンオイルなどの樹脂、汚れ防止のフッ素など多くの有機物が含まれている。有機物は紫外線により劣化が進むため、一定以上のダメージで剥がれていく。この事実から年に一度などのメンテナンスで掛け直すことが一般的である。

ボディを保護するのがコーティング剤の役割であるため、コーティングの上にできた水垢であれば大いに保護されていることになる。しかしコーティングが剥がれた後にできてしまう水垢は場合によってはオリジナルの塗面にダメージを当たる形でした落とせないこともある。

上記のことから、ボディを保護する意味でコーティングは非常に有益と言える。