ガラスコーティング

ガラスコーティングとは?


ガラスのコーティング皮膜が形成されるコーティング。完全無機質のガラスコーティング剤の出現で、これまでガラス成分が少しでも含まれていればガラスコーティングと呼ばれていたガラス系コーティングとは一線を画するようになった。

完全無機質ガラスコーティングとは?


ガラスコーティング施工後のコーティング皮膜が不純物を含まない100%ガラス被膜になるコーティングを指す。完全無機質、100%無機質ガラスなどを謳うコーティング剤においても、依然としてシリコンオイルやフッ素など不純物が含まれていることがある。
ユーザーが調べる手段がなく証明することも難しいとされてきた。公的機関によるIR試験で、施工後の被膜を検査することで不純物質が含まれているか否かは明確に証明することが可能。

コーティング剤のガラス成分について

SiO2(二酸化ケイ素)が一般的なガラス成分である。シリカ、ポリシラザンなどの成分表記があるのが一般的だが、ガラスコーティング剤の品質は成分だけで判断できるものではない。

ガラスコーティングの品質判断はどのようにする?

各種ガラスコーティング剤を並べ、同量を採取し完全硬化後に品質を評価する。ガラス成分量、被膜形成の仕方、色、硬度、紫外線耐性、酸性・アルカリ性耐性、熱、など条件を加えてテストを行う。
ガラス成分が含有されていたとしても、まったく被膜を形成しないものや、硬化後の硬度が不十分であるもの、また最高硬度があるものであってもひび割れを起こすもの、ダメージを加えた場合に耐久性に乏しいものなど存在する。
コーティング施工の技術や腕もさることながら、ユーザーのライフスタイルに応じたふさわしいコーティング剤選びもまた重要となる。